韓国CM REPORT – ロッテ – ペ・ヨンジュン



ペ・ヨンジュン プロフィール


1972年8月29日生まれ。


高校卒業後、映画会社の制作部で働いていたところ、トレードマークでもある「どんな人でも清々しい気持ちにさせる」あのスマイルに惚れたユン・ソクホ監督に抜擢され、1994年KBS青春ドラマ『愛の挨拶』でデビュー。その後『若者のひなた』、『初恋』で国民的韓流スターになった。映画監督を目指す繊細でやさしい性格の青年役をよく演じてきたが、映画では全然違うキャラクターにも挑戦している。2002年ドラマ『冬のソナタ』をきっかけに「ヨン様」として韓流ブームの主人公となった。2007年韓国代表ブランド大賞特別賞受賞。2007年9月ドラマ『太王四神記』が日韓で放映される予定。



ロッテ免税店





出演

ペ・ヨンジュン
放映日

2004年9月

心がフニャっとなごむヨン様の笑顔だけでもドキドキしてしまうのに、「ロッテで会いましょう」のナレーションに手招きまでされてしまうともう「今すぐ行きます! ええ、行きますとも!」と叫んでしまいたくなります。


2004年9月に公開された初期の広告で、韓国ファンが選んだベストCMらしく最高のスマイルばかりしっかり収められています。礼儀正しく貴族のようなイメージを持つヨン様ですが、当時はロッテ免税店が初めて韓国人をモデルに起用したと韓国でも大変話題になりました。ロッテ免税店は1980年からホテル店、デパート本店、ワールド店、釜山(プサン)店、仁川(インチョン)空港店を次々にオープンし、売上1位をキープしている韓国を代表する免税店です。2004年1月から2007年4月まで、ロッテ免税店とペ・ヨンジュンという韓国代表同士の出会いにより、ロッテに限らず韓国免税店全体の売上が24%も増加したそうです。


デパート本店とホテルの間にあるヨン様の広告写真パネルが観光名所になったほど、ぺ・ヨンジュンはどんな有名な観光地や文化財より韓国を象徴する貴重な存在として尊敬される韓流スター。広告撮影に立ち会ったスタッフの証言によると、ヨン様がスタジオに到着した瞬間、空気の流れが変わるほど存在感があって、毎回スタッフ一人ひとりに「今日は大変だったでしょう? ありがとう」と挨拶をしてくれるので大感動だったそうです。歴史に残る! といっても過言ではない名CMをご覧ください。

   – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200409&dr=facilities


韓国CM REPORT – ロッテ – イ・ヒョリ




イ・ヒョリ プロフィール


1979年5月10日生まれ。


167cm48kg。アイドルグループ「フィンクル」出身で、現在はソロ歌手として活動中。同世代の女性からもファッションからヘアースタイルまで、何でも真似したいといわれるカリスマ的存在として人気を集めている。バラエティーの司会者や女優としても活躍している。



デジバー





出演




イ・ヒョリ

放映日




2003年10月

1個500Wで楽しめるおいしいアイス「デジバー」。チョコクランチをまぶしたバニラアイスの真ん中には、ストロベリーシロップが! デジは豚の意味。だからパッケージに豚が描いてあります。デジは「~を上手にできる」という意味の単語にも聞こえるので、これをもじっているのです。「セクシー」という面では、韓国で右に出るものはいないほど「セクシー」&「キュート」な存在の歌手イ・ヒョリが「私って歌もちょっとできるし~踊りもできるし~スタイルもいいし~」とぶりっ子のように話しかけながら、最後には思いっきりデジバーにかぶりつくというコメディータッチのCMになってます。


韓国ではよくイ・ヒョリと倖田來未を日韓の「セクシー歌姫」として紹介します。時には上着しか着ていないんじゃないかとドキッとしてしまうような衣装だったり、時にはボーイッシュなジーンズでお茶目に変身したり……。2006年には、ある日突然、ロングのストレートヘアからショートカットになり、韓国中の女の子たちが美容院で「ヒョリカットにしてください」と叫んだほど、女の子達の憧れの的になっています。笑うと三日月型になる目がチャームポイントで、子供からお年寄りまでファンになりました。こんなスタイリッシュなイ・ヒョリと昔からのアイス「デジバー」って、似合わなさそうで似合っているところが不思議です。ミュージックビデオを兼ねたドラマ『愛するなら彼らのように』は日本でも公開され、中国や東南アジアでもシングルがヒットしていることから、これからはアジアのスターとして活躍しそうな予感がします。

   – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200310&dr=food

韓国CM REPORT – ロッテ – チョン・ジヒョン




チョン・ジヒョン  プロフィール


1981年10月30日生まれ。


172cm48kg。本名はワン・ジヒョン。ワン(王)という苗字から中国系韓国人であると噂されたこともある。1997年ファッション誌モデルとしてデビュー。韓国男性の理想の女性像といわれる伝統美人。ツヤツヤの長い髪がトレードマーク。映画『猟奇的な彼女』のヒットで日本、中国でも有名スターになった。特に中国での知名度や影響力は韓流スターの中でも最上級で、中国に進出したい韓国企業がこぞってCMモデルとして起用していることから、化粧品やファッション、シャンプー、飲料、携帯電話など、CMだけでも長者番付の上位にランクインするほど。根強い人気のファッションアイコンとして重宝されている。


ジアナ・ジョンという名前でハリウッドに進出することが決まり、2008年公開予定の出演作『ブラッド・ザ・ラスト・ヴァンパイア』の撮影のため、2007年はほとんど中国とアルゼンチンに滞在していたが、2008年からは韓国での活躍幅を広げる計画。





2%足りない時



出演




チョン・ジヒョン 

放映日




2003年4月

チョ・インソンも登場する「2%足りない時」のラブストーリー編は、映画のようなCMとして有名です。ナンセンスなCMシリーズとしても有名で、今回も「お前は恋愛なんてする資格もない!」と叫ぶ彼に、「錯覚しないで。愛だけで食べていけると思ってるの?」と泣き叫ぶ彼女、そして「愛を100%信じるのはバカだ。愛はいつものどが渇く。2%足りない時」というナレーションという、不思議な展開に。実はこれ、「続きはインターネットで」というドラマ仕立てのCMシリーズの「誤解編」なんです。このストーリーの全貌は、以下のようなものです。社会人の彼女(チョン・ジヒョン)と就職に失敗した無職の彼。彼は、花束を買って電話で彼女にデートを申し込みますが、彼女は残業があるからと断ります。落胆し振り返るとそこには、背の高い男性と一緒に歩いている彼女。しかも背の高い男性は「彼はまた就職できなかったのかい?」と優しく慰めます。そして次の日、彼は心変わりした彼女に裏切られたと激怒し、彼女は愛だけでは食べていけない、何もできないと反撃します。そのシーンが、今回紹介するCMですね。


「愛はいつものどが渇く」というキャッチフレーズは、韓国人なら誰でも「あ~あのCMね!」と今でも覚えているほどインパクトがありました。もちろん、チョン・ジヒョン効果も無視できません。彼女がCMに出演してヒットしなかった製品はないとまで言われているのですから。


チョン・ジヒョンは、ジアナ・ジョンという名前でハリウッドに進出することが決まり、出演作の『ブラッド・ザ・ラスト・ヴァンパイア』の撮影のため2007年はほとんど中国に滞在していました。バラエティーやドラマには一切出演せず、私生活を公開しない秘密主義のため出演作が限られてしまってますが、インタビューでは「ハリウッド映画出演をきっかけに演技の楽しさに目覚めました。これからはもっとたくさんの映画に出演したいです」と話していました。CM以外でも、いろんなところで会えると嬉しいですね~。

   – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200304&dr=drink

韓国CM REPORT – ロッテ – キム・スンウ



キム・スンウ プロフィール


1969年2月24日生まれ。


180cm70kg。1990年映画『将軍の息子』でデビュー。ドラマ『ホテリアー』で共演したのをきっかけにペ・ヨンジュンとは仲良しに。無名時代、大物女優イ・ミヨンと結婚したが離婚。女優キム・ナムジュと再婚し娘が生まれた。大の野球好きでもあり、芸能人野球団「プレイボーイズ」の団長でもある。スポーツ経営学の修士学位も獲得したエリート。2007年映画『素敵な夜をボクにください』に出演。歌手のRain(ピ)が隣の家に住んでいるが、Rain(ピ)より彼のお父さんともっと仲良しだそう。いつまでも20代にしか見えないハンサムなところも人気の秘訣。





茶ウリン



出演




キム・スンウ

放映日




2001年7月

つき合い始めてまだ3ヵ月のカップルが、ベンチに座ってぎこちなくおにぎりを食べています。甘えるソン・ユンアと、どうしていいかわからないといった感じのウブなキム・スンウが微笑ましいですね。『ホテリアー』が放映されていた頃の広告なので、ドラマの中での二人の関係を重ねてみるとよりおもしろいです。


「おにぎりはわきから食べた方がおいしいっていいますよ」と彼。「ところで、わき腹が寒くありません?(韓国では”彼氏or彼女が欲しくありませんか?”という表現です)」と攻撃する彼女を見ていると、韓国の女性って積極的だな~とつくづく感心してしまいます。いい男を見つけたら、モジモジしていないで自分からアプローチしてゲットする。それが韓国流の恋なのかもしれません。女性から食事に誘うなんてことも珍しくないですからね。その時は、食後に公園のベンチで「チャウリン」を飲みながら口説き倒しましょう。


キム・スンウはデビュー当時はかなり体格もよくぽっちゃりしていましたが、いつの間にかスレンダーに痩せて大変身しました。『ホテリアー』をきっかけにアジアで大ブレイクした人気俳優でもあり、深刻なメロドラマからユーモア溢れる役柄まで幅広くこなせる安定した演技力の持ち主でもあります。実は温かかくて人情のある性格だった、というような役をよく演じているせいか、親しみやすいキャラとして男性にも女性にも好感度が高い韓流スターです。

   – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200107&dr=drink

韓国CM REPORT – ロッテ – リュ・シウォン






リュ・シウォン プロフィール


1972年10月6日生まれ。


180cm70kg。もはや説明はいらない韓流スター。韓国文化観光広報大使、ソウル市広報大使、「慶尚北道(キョンサンプクド)訪問の年」広報大使など、数々の広報大使を務めている。1994年青春ドラマでデビュー、バラード歌手としても高い人気を誇っている。王子様のようなやさしい眼差しと笑顔が魅力的。スーツでもシャツでも、何でも袖をまくって着るのが彼流の着こなし。1999年4月、イギリスのエリザベス女王が訪韓した際に、安東(アンドン)の自宅(先祖から続く文化財)でバースデーパーティーを開き、案内役を務めた。芸能人カーレーシングチームR-Stars所属。趣味で始めたレーシングは、第二の人生といえるほど重要な存在になっているとか。料理本も出版するほどのグルメとしても有名で、趣味は写真。2007年秋には初めての映画が公開される。


レッツビー





出演
リュ・シウォン
放映日
1998年12月

1998年放映されたCMなので、初々しいリュ・シウォンの姿に、つい「キャ~」と叫びたくなりますが、その隣にいる女性は映画『猟奇的な彼女』に出演して日本でも男性ファンが多いチョン・ジヒョンです。”プリンス”ことリュ・シウォンはそのまんま、今と何にも変わらないのが驚きです。由緒ある家柄のお坊ちゃまは、歳をとっても老けない秘法も代々受け継いでいるんでしょうか。その秘訣を教えてもらいたいですよね。


CMの内容はバスの中で出会った二人。気に入った男性に向かって堂々と「私ここで降ります」と逆ナンパします。一緒にバスを降りた二人は自動販売機の前で恥ずかしそうに「レッツビー」缶コーヒーを手に見つめ合います。そしてリュ・シウォンのセリフは「僕は二駅も乗り越しました」……羨ましい限りです。広告を真似て、バスで気に入った相手を女性から誘うのが当時流行ったりもしました。


韓国で最も売れている缶コーヒーは、1998年に発売された、この「レッツビー」です。日本では缶コーヒーの主な消費者は男性といわれてますが、韓国では女性も好んで飲みます。ほどよい甘さのミルクコーヒーで、冬は暖かく夏は冷たく、どっちにしても人気で、自動販売機でもすぐ売り切れになる飲み物です。韓国のコーヒーはおいしくないという方もいますが、レッツビーのまろやかな味は、国籍に関係なく飲みやすいコーヒーと評価されています。ロッテは、缶コーヒーの他に天使が目印のカフェ「アンジェリナス」もソウル市内各地に展開しているほど、コーヒーにはこだわっています。「アンジェリナス」は明洞(ミョンドン)にもあるので、ぜひ、足を運んで見ませんか? ロッテ百貨店の向かい側にあるクリスピークリームドーナツの角を曲がると天使の看板が見えるはずです。

   – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=199812&dr=drink